女性起業家インタビュー(佐藤利佐さん)

夢をカタチにしたら、また、先に夢が見つかった。


創ダイニング ばん菜
店長
佐藤 利佐氏

開業までの道のり

会社勤めで庶務や販売などの仕事を経て、平成10年にこの世界に飛び込みました。「飲食店でしっかり働きたい」と思い、修行を2、3年しました。男性の多い調理場では、辛いこともありましたが、自分に力をつけ、子どもたちと自立して生活していくために、必死に働きました。その頃、母親も飲食の勉強をし始めたこともあり、中目黒に飲食店をオープンさせました。7年ほど勤めたその店を閉じて、現在の武蔵新城へ居酒屋をオープンするまで、働く自分の事を気遣ってくれる子どもたち、母に支えられてきました。仕事のスキルやノウハウがある程度身についたので、今度は自分自身のお店を持とうと、自己資金360万円、それに低金利の県の融資を受け、総額1000万近くを元手に、店舗の改装から準備まで行いました。

経済局の空き店舗活用創業支援補助金を活用

開業するに当たり、出店場所についてリサーチしました。自分の目で確かめながら、商店街でも飲食店が多い地域やお客様の嗜好など考えました。武蔵新城の商店街には、600軒もの飲食店があります。商店街の空き店舗であった元宝石屋さんの物件を見つけ、市の経済局商業観光課の空き店舗活用創業支援補助金を活用しました。月7万円の利益を目標にした結果、平均すると日に40人~45人。もちろん、天候にかなり左右されますが、頑張っているところです。

創業して大変だと感じていること

事業者としての責任の重さ、辛さもあります。でも、一方で、雇われていただけでは、できないことをやっているという自信もあります。

創業してよかったと思っていること

 「おいしかった」「こんなお店があってよかった!」とお客様に喜びの声をかけていただけることが、とても嬉しいし、仕事のやりがいになります。また、新規のお客様もおかげさまで増えていますし、特に一人でも入れるお店ということで、若い女性の方が比較的多いのも特徴です。来てくれる方には地元の方も多いので、とてもあたたかく老若男女問わず、いろいろな方に足を運んでいただけることが嬉しいです。開業したことで、人間関係も広がり、家族との絆も深まり、お菓子なども勉強してみたいと意欲も出てきました。また、私の飲食店は、17:30~2:00まで営業しており、従兄弟を入れてスタッフは3名でお店を切り盛りしています。私自身は、子育てと両立するため夜は早めに上がっています。将来は、まだ夢の段階ですが、自宅とお店が一緒になった店舗がもてたらと思っています。

仕事をする上で大事にしていること

○ 人と人との触れあい
○ お客様を裏切らないように、とにかく努力を惜しまないこと。
例えば、冷凍食品は使わないことや身体に優しいものを考えて旬のものをおいしく味わえるようメニューを工夫しています。特に人気なのがサラダで、にんじんとゴマのオリジナルドレッシングは、「持ち帰りたい!」というお客様がいらっしゃるくらいで、本当にうれしいです。

創業をめざす人へのメッセージ

飲食店の場合、お客様に来ていただくことがなにより一番大事なので、うちのお店は「これ」というもの=コンセプトを明確にすることが大事だと思います。また、出店場所と料金、メニューや雰囲気などのバランスも最初にあらかじめ考えておくことをお薦めします。

店舗情報

TEL:044-798-0206
住所:川崎市中原区新城1丁目10-14第1鶴田ビル1F
アクセス:JR南武線武蔵新城駅より徒歩3分

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