テーマ本の紹介
『別冊女性情報 ワーク・ライフ・バランス 特集:働き方を見直す』

書籍基本情報


『ワーク・ライフ・バランス 「働き方を見直す」』 
2012年4月号
発行:(株)パド・ウィメンズ・オフィス

書籍内容の紹介と論評

2007年に、政府、経済界、労働界の合意により日本で「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が策定されました。これは、働きながら私生活も充実させられるように職場や社会環境を整えることを指しています。
それから約5年経った2012年現在、日本でのワーク・ライフ・バランスはどのように活用されているのか。この雑誌では、2010年1月から2012年3月までの記事と一緒に振り返っていきます。

今回の特集は「働き方を見直す」です。

女性が働く時にまず気になるのは、出産・子育についての会社の対応ではないでしょうか。今日、子育てをしながら仕事をする女性が増えています。また、イクメンやカジダンという言葉が使われるようになったことから、子育てや家事をする男性が増えていることがわかります。

この雑誌では、有給、半休の休暇制度や育休の取得の仕方の変化、在宅勤務の導入を実体験とともに紹介しています。この中から私の印象に残っている記事を紹介したいと思います。
東日本大震災後、節電対策で勤務時間の短縮や夏休みを長くする企業が多い中、空いた時間を勉強に充てる「学び族」が増えているという記事です。クローゼットに眠っていた本を読む人や習い事を始める人など時間の過ごし方は様々ですが、新たな知識を磨こうという意欲が増えているということの証であると思います。新しいことを継続的に始めるということは、仕事とは違った達成感を感じることができます。達成感を感じる事は、一層充実した日々を送る事につながり仕事へのモチベーションの変化にも影響があるのではないでしょうか。

最近では、「今は無理だけど、子どもが大きくなったら働きたい」という専業主婦も少なくありません。子育てと仕事の両立支援を進め、子育てママの社会復帰を支援している企業もあり、働き方は様々です。同じ悩みを持っている人がいることに気づき、どのような活動があるのか、どのような体験をしているのかを知ることで自分の働き方を改善する手がかりが見つかるのではないでしょうか。本書を仕事と家庭の充実を実現するために、働き方を改めて見つめなおすきっかけにして頂けたらと思います。


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