女性の活躍応援事業

現役と次世代がつながる女性活躍応援事業 内閣府委託事業「平成25年度地域における男女共同参画連携支援事業」

目的

この事業は、現在事業所等でリーダー職、管理職・役員等として活躍する女性を取材し、キャリアアップのロールモデルとして10代~20代の女性たちに広く紹介することで、女性の活躍機会の拡充に向けて、若年層からのキャリア教育の充実を図るための取組として実施しているものです。また、その現状や課題を整理することで、中小企業の事業所においても具体的な取り組み策の検討や推進に役立て、女性就労の質の向上を図り、管理職・役員等の意思決定過程への女性の参画を促進する事を目的としています。

実施内容

1、女性の活躍状況の把握と女性からのヒアリング
2、女性の活躍応援のための支援ガイド
3、現役と次世代をつなぐ女性活躍応援のための研修会
4、キャリア教育支援資料の作成

1、女性の活躍状況の把握と女性からのヒアリング

平成25年8月に川崎市経済労働局労働雇用部が2,000社を対象に実施した「女性の活躍推進の取り組みについて」において、「今後実施する女性の活躍状況に関する調査に協力をする」と回答を得た事業者を(一部、支援機関の紹介事業所も含む)を対象に、女性の活躍状況の把握と女性からのヒアリングが可能な事業者を調査・抽出し、1月末までに13社取材しまとめました。
女性のキャリアアップモデルインタビュー

女性の活躍応援のための支援ガイド

中小企業の経営者や人事担当者の方向けに、中小企業が選ばれ続ける持続可能な企業に変革していくために「ダイバーシティ経営」をキーワードとして、時間的制約のある従業員を含む社員の「ワーク・ライフ・バランスの推進」に積極的に取り組み、職場における「女性の活躍推進」ができているかは、ダイバーシティ経営の試金石であることをデータや事例を用いて支援ガイドとしてまとめました。全16ページ。(配布先:市内事業所)
中小企業のためのガイドブック
「新たな変化に対応し社会に必要とされる企業になろう」~女性の力でブレークスルー~
(PDF:3,759KB)

3、研修会の開催について

高校生や大学生が抱える「働き方や進路選択における疑問や悩み」について率直に語り、経験者である先輩女性から、多様な生き方・働き方の選択肢があることや出産・育児の経験を活かして働くことの魅力について学び、女性が働き方を自己決定することの大切さを理解することができるよう研修会を開催しました。

研修会1

【日時】11/14(木)13:15~15:30
【参加】31名(高校生・大学生女性20名)
【講師】中尾文香氏(テミルプロジェクト プロジェクトマネージャー)
ロー紀子氏(NPO法人ママプラグ 代表理事)

高校生と大学生が、働き方や進路選択についての疑問や悩みをワークショップ形式でグループで出し合い、講師の2名の話を聴き、その後講師も交えてグループで検討しました。高校生が知りたいことは、高校卒業後の進路の選択方法や勉強と職業生活との関係、大学生活や留学のこと、また、就職活動及び職業生活に対する漠然とした不安と疑問(例:「何のために社会人は働いているのか」「高収入なら長時間労働でもよいのか」「就職活動は高卒と大卒でどのように違うのか」「雇用形態や男女による賃金格差はどのようなものか」「初任給はどう使ったのか」など)が出されました。

研修会2「ちょっと先行く先輩女子と語るキャリアサロン 自分らしく働くための10のヒント!」

【日時】2/15(土)13:00~15:30
【参加】25名(10~40代までの女性)
【講師】
◎パネリスト~現役女性管理職の女性~
・大滝 寛子氏(川崎信用金庫経営企画部 調査役)
・荒滝 新菜氏(富士通株式会社 ストレージシステム事業本部VX推進室マネージャー)
・柳澤 美香氏(東日本旅客鉄道株式会社 武蔵小杉駅長)
・堀田 彰恵氏(川崎市 こども本部 こども支援部 こども家庭課 保健師)
◎コーディネーター
・中村 立子氏(日本女性技術者フォーラム監事、川崎市教育委員・工学博士)

研修会2は、研修会1の実施内容を踏まえて、進路選択、結婚、出産、子育て、管理職への昇進昇格も自分らしく働きながら、あきらめることなく、タイミングを選択して、叶えたいという女性を対象に講師からの事例紹介と参加者同士のトークサロンを行いました。参加を希望する女性達の中には、この先壁にぶつかることがあるかもしれないと不安解消のために参加する人もいれば、今ぶつかっているという人。あるいは、今の自分には、ロールモデルが身近にいないとか、相談相手(メンターのような存在)がいたらいいけど、実際はいないとか。さらに、職場では話しづらいが漠然とした将来の自分へ不安を抱えているとか、職場の人間関係に疲れて転職を考えている女性。多様な悩みを抱える女性達が集まって、ちょっと前を歩いている先輩に、これから自分らしく一歩前に踏み出すヒントをサロンを通じて見つけるための場として開催しました。お茶菓子を交えてカフェのような和やかな雰囲気の中で高校生以上の学生と社会人まもない20代、就業経験も積んでいる30代、40代の女性たちが集まり語り合った2時間でした。
今回は、前日の大雪の影響で、申込者47名のうち、参加できたのは25名でしたが、女子高校生が考える「女性の活躍」に関する高校生なりの視点からのプレゼンを当日担任の教諭が代行して発表するところからスタートしました。次にゲストによるそれぞれの働き方、管理職になるまでのストーリー、働く姿勢や私生活とのバランスの取り方等、4者4様の自分らしく働くとはどういうことなのかについて具体的な事例提供がありました。その後、5つのグループにわかれて、テーマ別トークサロンを行いました。最後のグループ発表では「バリバリ働くとはどういうことか」「セクシャルマイノリティと職場環境」「ワークライフバランスの取り方」「パートナーとの上手な関係」について等、参加者による課題意識、グループトークで得られたヒントについての共有されたほか、今回のような現役世代と次世代がつながる、職場や学校を超えた出会いの場の必要性や面白さについて次回開催を期待するという感想も数多く寄せられ、充実した内容となりました。

参加者の感想
  • 自分自身が「こうあらねば」「こうすることが正しい」と縛りをかけてしまっていることに気付いた。
  • 今日のようにいろいろな世代の女性と語りあえる場を継続してほしい。
  • ゲストの方もグループで一緒に語れるのがよかった。ざっくばらんに日頃の自分のもやもやしていたこと、パートナーの選び方や付き合い方、管理職なんてずっと先だと思っていたけど、どういう姿勢で仕事をしていくのか、どこを向いて仕事をしたらいいのか、話を聞く中でイメージが変わった。また、こういう機会に休みを利用して出かけてみたいと思った。
  • 肩ひじ張らずにやってみる、自分に謙虚で周りの先輩や同僚に感謝しながら仕事上の責任を引き受けるということに「非常に前向き」という共通した管理者としての姿勢が印象的だった。

4、キャリア教育支援資料の作成


市内の高校の教員が、職場体験、職業講話など事業者との連携が必要となるキャリア教育学習の場面において使用できる「キャリア教育支援資料」を作成し教育素材として仕上げました。

推進体制

なお、本事業の実施においては、下記機関から検討委員を出していただき、検討会設置して検討した。

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