お店について
店名:トゥーリズ
こんなお店です!
手仕事品を誠心誠意作っています。すべて作家(パラクリエイター)の一点物です。
商品・サービスの紹介
提供内容・価格
手仕事品:魔法のほうき(ほこり掃除用品)、ねこピンチ、エコモップ、マステシール、プラかごバッグ、キャットバスケット
トゥーリズで販売している手仕事品は、特定非営利活動法人ACT-R(アクトアール)が運営する就労継続支援B型事業所「クラシノバ」の利用者が制作しています。


インタビュー
代表の米田高志さんにお話を伺いました。
事業開始のきっかけ
友人が統合失調症になり、精神疾患に興味を持ち始めたことが事業開始のきっかけです。社会の中で支援の受け手とされている障がい者が仕事を通じて社会に貢献できる仕組みづくりを行っています。
「クラシノバ」は精神障がい者向けの事業所です。心の病気は誰にでもなる可能性があり、本人に合った生き方やライフスタイルに狂いが生じることで起こると感じています。「自分に合った生き方で成功体験を積む」ということを意識して当事者とかかわっています。
「クラシノバ」が就労継続支援B型事業所である理由
就労支援には、就労移行支援(一般企業への就労支援)、就労継続支援A型(支援者がいれば就労ができる方への就労支援)、就労継続支援B型(雇用契約を結んで働くことが困難な方の支援)の3種類があります。
その人に合った生き方や働き方はそれぞれであり、ライフスタイルに正解はないことから、「クラシノバ」は働く日数や時間も選択できる体制のB型事業所としました。
事業所で一番大切にしていることは「精神状態を悪化させない」ということです。どのように過ごしたら自分の精神状態が良いか、ご本人自身に気づいていただける働きかけをしています。
作品制作について
「編む」と「エコ」をキーワードとし、商品や価格は利用者のみなさんで話し合って決めています。一つの作品にかかる時間は30分~1時間、長いものでは14時間かかる作品もあります。手仕事品は技術が必要ですが、当事者の方が一定に作業できるレベル感も大切であり、そのあたりのバランスを考えて作る作品を考えています。
最近では、巣ごもり消費の需要もあり、完成した品ではなくお客様が自分で制作できる「手作りキット」も販売しています。
マルシェでの出店
マルシェでは対面販売できることがとても良い点だと思っています。手仕事品は実際に見て触って購入いただきたいので、オンライン販売よりは対面で販売できる場が欲しいのですが、現在コロナ禍で減っています。
作り手が実際に販売する場に立ち、作品を直接お客様に託すことができるのは、作り手にとってとてもやりがいのあるものです。
地域のみなさまにひとこと
トゥーリズのロゴ(人と人が向き合っているようにも見えるテーブルの錯視の絵)のように、トゥーリズをきっかけに作り手とお客様、双方が笑顔になれるように、という理念で事業活動をしています。
ぜひ、マルシェに来ていただき、トゥーリズの商品をご覧ください。