令和4(2022)年度 困難な状況にある女性への支援物資の募集と提供について
長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、収入減少や生活困窮、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害の増加など女性を取り巻く困難な状況が長期化しています。昨年度すくらむ21で実施した「非正規シングル女性のコロナ禍での影響調査」の結果からもコロナ禍が非正規で働くシングル女性の仕事やこころ、からだに与えた大きな影響が見られました。
すくらむ21では、「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12日~25日)にあわせ、11月12日(土)から12月9日(金)まで、困難な状況にある女性の自立に向けた一助として、市内の団体・事業者に支援物資募集を行いました。
募集内容
【実施期間】2022年11月12日(土)~12月9日(金)
【内容】
○支援物資品について団体・事業所等で該当する商品やノベルティグッズ等の物資の寄贈
○支援金
【提供先】緊急避難施設(シェルター)や自立支援施設のほか、当センターが実施する事業を通して、DV被害者など経済的に困難な状況にある女性や子どもたちへ提供
【寄贈品・提供品数】2,351点(段ボール91箱)【支援金】100,000円
【ご支援くださった団体】延べ12団体(敬称略、あいうえお順)
尾関木工所、株式会社インソース、株式会社カドリールインターナショナル、川崎市地域女性連絡協議会、川崎商工会議所女性会、川崎地域連合、川崎労働者福祉協議会、ガールスカウト神奈川県第17団、国際ソロプチミスト川崎、東芝労働組合小向支部、日本ミクニヤ株式会社、認定NPO法人くるみ-未来
今年度は、12団体から、支援品2,351点(段ボール91箱)のご支援をいただきました(支援金を活用して購入した品物も支援品数に含む)。支援品は、すべて緊急避難施設(シェルター)や自立支援施設を経由してDV被害者など経済的に困難な状況にある女性や子どもたちへ提供したほか、センターの事業を通じて必要としている女性たちへ配布しました。また今年は、昨年の調査結果を踏まえて、経済的に困窮している非正規シングル女性を支援対象に加えました。団体の皆様には心温まるご支援を頂戴しましたこと、心より御礼申し上げます。