川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

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2015
27Oct

私らしく、働き続ける
― 桐生まい子さん(学校法人専修大学 就職課)

  • 子育て支援・教育

学校法人専修大学 就職課 桐生まい子さん

桐生まい子さんは現在学校法人専修大学の就職課に所属し、短大卒業後から21年間育児休暇や育児時短勤務制度を活用しながら働き続けている。現在11歳と5歳のお子様を持ち、現在も2度目の時短勤務制度を利用しながら働いている。
所属されている就職課の業務としては、学生の就活の悩み相談や、就活の際に必要なマナー講座・SPI試験対策などの就活における基礎的な講座から、求人紹介、企業説明会、実際に卒業生を呼んで、営業職や事務職などの学生が持ちがちな先入観と現実の違いなどを知ることの出来る講座の企画など、学生が就活を行う際に困らないようなサポートを幅広く行っている。その中で、桐生さんが担当する業務は卒業生の進路集計や求人の処理、学生への告知等である。

学生一人ひとりに向けた支援の実現

専修大学の就職課は“学生一人ひとりの顔が見えるきめ細やかな支援”を目標に、学生の就職相談に特に力を入れている。学生が相談したいと思ったときにすぐに対応できるようにするため予約制度をとっておらず、いつでも対応する。相談時間に制限を設けていないため、長い学生では2時間続けて相談を受けることも。就職活動中の学生が多く訪れる繁忙期は、20人待ちになったこともあるほどだ。時短勤務制度を利用する職員もいるため、人手不足になることもあるが、そんなときも、職員と専門カウンセラーが一丸となって出来る限りサポートし合い、対応する環境が作られている。

女性でも長く続けられる職場

育児休暇や時短勤務制度を利用する女性が多いため、職場内でも理解が進んでおり、桐生さんの同期も11人中、現在4人が育児時短勤務を利用している。時短勤務制度については、以前は子どもが3歳までであったが現在では小学校就学前まで取れるようになり、桐生さんも2人目を出産後、利用を続けている。桐生さん自身、専修大学に就職した決め手の一つが女性でも長く働ける職場であることだった。実際に働く中で、多くの職員が定年まで働き続けている姿を見てきた。
時短制度のおかげで勤務時間は10時から16時となり、朝と夕方に時間に余裕を持てるようになった。夫より早く帰れることから、平日は基本的に桐生さんがメインで家事をこなしているが、夫もゴミ出しや子供たちとお風呂に入るなどできる限り協力し、お互いをサポートしている。

女子学生の意識改革を目指して

桐生さんご自身の経験から、「せっかく大学まで進学したのなら、女子学生も長く働けるように支援したい」と仰っていた。結婚や出産のタイミングで仕事を辞めたいと考えている女性もいるが、男性でも近年の風潮では同じ職場で働き続けられるかどうかの保障はない。そのため、夫の収入のみで生活が安定するとは限らないため、妊娠や出産を機に退職するのではなく、産休や育休を使いその後も働き続けられるようメッセージを送り続けている。
女性でも自信を持って働き続けてもらえるような意識改革を行うために、女子学生たちにまずは自分に自信を持ってもらうことから始めようと講座の企画にも力を入れている。実際に、専修大学で行っている講座で面白い講座を私たちにも紹介してくれた。
卒業生でタレントとして活躍するKENJIさんによるユニークな講座だ。タレントでありながら、女子会に昨年までに400回以上参加したことで、女子の良いところや悪いところを熟知。女性の魅力の引き出し方について様々な角度から教える。ポジティブに考えるための秘訣や、自分をどのように魅力的に他者へアピールしていくかを考えさせる。自分の視点だけでなく他者の視点も聞くことで、自分が気づいていない魅力を引出し、自信へとつなげていく。放送作家や某芸人担当のメガネコーディネーター、メイクスタイリストらをゲスト講師として招き、KENJIさんの視点から女子学生が輝けるような講座を、前期で6回開催している。“女性の魅力を引き出すことは、女性が自信を持って社会に出ることへとつながるのではないか”と仰っていた。

毎日元気に働くことがモットー

子どもの都合で急に休まなければならない事や勤務時間が少ない分、自分の体調不良で欠勤することがないよう、体調管理はしっかりと行う。周りの助けがあるからこそ仕事が出来ているという意識を持ち、仕事の進捗状況をまめに報告し、常に締切よりもかなり余裕を持って終わるように仕事を行う。同僚とコミュニケ―ションをまめに取ることで、楽しくかつ業務を円滑に進める努力をしていらっしゃるそうだ。
規則正しい生活を心がけ、何よりも自分の体調を整えることを優先し、家事は出来るときにやるというスタンスを取る。精神的にも余裕を持ち、出来ないときは夫や実家にも協力をお願いする。スケジュール管理をしっかりと行い、家族ともまめに報告をしあい連絡を日頃から大切にすることで理解をしてもらいながら、楽しく毎日を過ごしている。

編集後記

女性も長く働き続けられる環境で活躍されている桐生さんのお話を伺い、私たち自身も今後妊娠出産を経ても、働き続けたいと改めて思いました。また、自分自身も、女性が活躍できる職場環境を整えられるよう尽力したいです。
桐生さんは私たちに、「大学で固定の友人とばかり接するのではなく、いろいろな人と関わるようにすると視野が広くなる」とアドバイスをくださいました。両親や家族だけでなく、学校やアルバイトの先輩に話を聞くことで、働くことの面白さを見つけることができ、自分の考え方を変えるきっかけになることを学びました。普段なかなか深い話を聞くことはありませんが、一度人生の先輩としてゆっくり話してみたいです。

取材日:2015年8月29日
取材担当:古瀬由佳 永井美穂 丸衣季

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