川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

川崎市男女共同参画センター
〒213-0001 川崎市高津区溝口 2-20-1
TEL : 044-813-0808

本文へ | 交通アクセス | お問い合わせ | サイトマップ

メニュー
  • 施設案内ページへリンク施設案内ページ詳細へ施設案内
  • 年間プロジェクトページへリンク年間プロジェクトページ詳細へ年間プロジェクト
  • しごと・キャリアページへリンクしごと・キャリアページ詳細へしごと・キャリア
  • 防災・避難支援ページへリンク防災・避難支援ページ詳細へ防災・避難支援
  • 子育て支援ページへリンク子育て支援ページ詳細へ子育て支援
  • 悩みの相談ページへリンク悩みの相談ページ詳細へ悩みの相談
  • 調査/出前講座ページへリンク調査/出前講座ページ詳細へ調査/出前講座
  • センター発行物ページへリンクセンター発行物ページ詳細へセンター発行物
  • Home
  • 連載コラム
  • 【vol.4】育児にも積極的にかかわりたいプレパパに贈る 「そこのとこ、どうだった?」
2021
10Mar

【vol.4】育児にも積極的にかかわりたいプレパパに贈る 「そこのとこ、どうだった?」

このコーナーは、流行りの紙とウェブの連携企画。プレパパに(プレママにも)役立つ情報を発信しています。待ち合いの暇つぶし以上の質を保障!

話を聴かないパパ

パパママは仲良しが一番、と思っていてもつい「しまった」と思う瞬間はでてくるわけで。先日、ご飯を食べていると妊娠中のママから子ども用品の買い物について相談がありました。それなりの出費になりそうな話。つい先日も同じような話があり、物入りだなあと思っていたところでした。一家のお財布係として安請け合いはできません。「お金がはいったら考えよう」と返すと、ママは一気に不機嫌に。不機嫌になられたって、無い袖は振れません。パパちゃんとママの言い分を聞いて考えて返したのに、なんで不機嫌になられなきゃいけないのかとこっちもムッとしました。

結局Dパパ夫婦はこのあと話し合って和解しました。ママの言い分をきいたDパパの感想は「なるほどね」でした。

さて問題です。
なぜママは不機嫌になったのでしょうか。

(答えは最後に↓↓)

パパの不条理あるある。妻の話をきいていないわけじゃないのに、それどころか真剣に相談に乗って解決策まで考えたはずなのに「全然話をきいてくれない」「わかってくれない」「そうじゃない」なんて言われた経験、お持ちじゃないでしょうか。
よく男性脳女性脳なんて言葉で片付けられています。もし本当にその傾向があったとしても、全く理解できないわけではないのだから、そこは想像と思いやりで埋めていけるんじゃないかと思うわけで。少し考えてみました。

例えば、可処分エネルギーの9割を仕事に割くパパがいたとして、接する時間が短い家庭のことはきっと、頭で理解できても、情動面でまでパートナーと同じ深度で沿うのは難しいところだと思います。たとえ家族に対しての責任は果たしていく所存でも、「責任」って理屈の産物にすぎないような気がします。それをそのままパートナーに向けると多分反発必至です。家庭の話をしましたが、仕事パパだってきっとあると思います。それこそ自分の時間も削って一所懸命作った企画書が、金額しか見られず没にされたらへこむし、同僚にその愚痴をこぼしたら「そりゃ金額でしょう。悩んでも時間の無駄」なんてさらっと言われたら、「こいつ、もうどっかいってくれよ」と思ってしまいます。その時の心境って、「愚痴くらい黙ってきいてくれ」じゃないでしょうか。

理屈で考えればこうだろう、なんて多分ママだってわかっているんですよね。理屈で収まらない部分を「だよね」ってきいてくれれば、それだけでその部分は成仏できる。でもそんなこと、言葉がしゃべれない赤ちゃんがしてくれるはずもないし、他の人にだってわざわざお願いできません。だからパパに聴いてほしいんです。2020年、ハラスメント大辞典に新たに加わったもので「ロジハラ」なんて言葉があります。理屈だけ正しくてもダメってことなんでしょうね。

映画「君の名は。」の主題歌の歌詞をご記憶でしょうか。「嬉しくて泣くのは 悲しくて笑うのは 君の心が君を追い越したんだよ」という一節。はじめて聴いたとき、「そうそう。あるよねそういう時。わかってるなあ」と思いました。理屈と感情は脳と心で別々に動いています。社会では理屈で通さなきゃいけないところが多いからこそ、せめて家の中で一番近しい人にだけは理屈じゃない部分を汲んでもらいたいという気持ちだけは、同じ家族として理解したいなと思った次第です。

答え
妊娠中で体調も安定せず、気ままにおでかけできないママは、こどもの物について何を買うか色々見ながら考えることだけが、パパと共有できるせめてものエンターテイメントだと思っていたそうです。本当に買う買わないは二の次。Dパパは確かに「話は理解」して、だから買うべきかどうかの判断もしましたが、結局「話(をしたい気持ち)をわかってあげていなかった」という訳なのです。反省。

  • Tweet
すくらむ21 商人デビュー塾アンケート
すくらむ21プチマルシェ

同じカテゴリの記事

  • 【vol.10】そこのとこ、どうだった?「食事作りを担当してみた」
  • 【vol.9】そこのとこ、どうだった?「家族をつくるコミュニケーション」
  • 【vol.8】そこのとこ、どうだった?「妻の職場復帰」
  • 【vol.7】そこのとこ、どうだった?「0歳児を保育園に預けること」
  • 【vol.6】そこのとこ、どうだった?「パパ、健診に行ってみる」
  • 【vol.5】そこのとこ、どうだった?「コロナ禍での出産」
講座参加費・保育料の免除について 附帯設備の予約申込書がWEB提出可能に
セミナー・イベント情報一覧 すくらむ21 Facebook すくらむ21 Instagram すくらむ21 X すくらむ21へのお問合わせ

川崎で活躍する人々のインタビュー

  1. すくらむ21プチマルシェインタビュー #08
    花と心のアトリエ
  2. すくらむ21プチマルシェインタビュー #07
    ぱんこちゃん
  3. すくらむ21プチマルシェインタビュー #06
    革やさん
  4. すくらむ21プチマルシェインタビュー #05
    トゥーリズ
  5. すくらむ21プチマルシェインタビュー #04
    Flower Labo

イベントレポート

  • 2025/4/21

    2024年度「つづきからはじめる『相談ナイト』」実施報告

  • 2025/4/19

    2024年度 お月さまカフェ報告

  • 2025/3/16

    スペシャル★トークサロン「質の高いサービスを届けるために女性やこどもに寄り添いつづける力」

  • 2024/11/4

    シングルマザーのためのセルフケア講座&子ども料理教室

  • 2024/10/21

    女性の視点から災害を考える勉強会④

ページ上部へ戻る
  • 運営主体
  • すくらむネット21
  • お役立ち情報サイト
  • 関連機関・施設情報
  • アクセシビリティについて
  • プライバシーポリシー

川崎市男女共同参画センター

だれもが悩みを分かち合い、ともに助け合いながら、力を発揮できる男女共同参画の実現を目指して、 女性の仕事、起業、イキメン研究所、悩み相談、自助グループ支援、パソコン講座など保育付きの事業や貸し会議室、施設貸出を行っている川崎市の男女共同参画の拠点施設です。

Copyright ©  川崎市男女共同参画センター All Rights Reserved.
  • twitter
  • facebook