川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

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2013
27Nov

人とのつながりが未来をつなぐ
― 寺川小百合さん(かわさきMOVEARTOO(おうえん)隊)

  • NPO・ボランティア環境・農業、国際・まちづくり

寺川小百合さん(かわさきMOVEARTOO(おうえん)隊)

寺川さんは、「NPO法人かわさきMOVEARTOO(応援)隊」で、川崎市内にある市役所や商店街、公園などの施設や多摩川などの豊かな自然をロケ地として貸し出す窓口としての仕事を行っている。また、そこの活動の一部である映像作成ボランティア団体「かわさきキネマサークル」で、「かわさき市民ニュース」を制作している。

広告会社からNPOへの転職

寺川さんは大学卒業後、広告会社に入社した。一年目で要領をえなかったこともあり、当時は8時から23時まで働いていた。長時間の労働で仕事や趣味の時間のバランスを図ることができていなかったという。また、仕事内容も、既にあるものを広げていくことが中心で、人とも「消費者」として、間接的にしか関わることができなかった。「この仕事を続けていっていいのだろうか、もっと人と直接関わっていきたい」、寺川さんはそう思った。その頃、母親に「かわさき大師映まちキネマハウス」という「映像のまち・かわさき」のアンテナショップ運営の仕事に誘われた。“人と直接関わることができる“、寺川さんは思った。そうして広告会社からキネマハウスの店員に転職したのである。

キネマハウスの活動で得た第二のふるさと

 かわさき大師映まちキネマハウスは東門前駅の本通り商店街にあった。映像・映画に関する催しや、カメラワークや映像編集の講習会を定期的に開催し、地元商店街のイベントの企画・運営にも携わっていた。ここで働くことを通じて、寺川さんは、だんだんと知り合いも増え、商店街の方たちとのつながりをつくることができたという。しかしキネマハウスは2012年3月助成金が3年の予定でその期限を迎えたため、閉店してしまったが、現在もその商店街に寄るとたくさんの人があたたかく迎えてくれる第二のふるさとになった。その地域の方は、商店街を離れた今でも活動を覚えてくれていて、キネマハウスの看板も残してくれている。寺川さんにとって、商店街の人とのつながりはかけがえのない財産になり、これは活動を続ける原動力になっている。

かわさき市民ニュース

 キネマハウス閉店後、寺川さんは現在のキネマハウスの母体である「NPO法人MOVEARTOO(応援)隊」で川崎のロケ地を紹介する仕事をしている。その活動の一部である「かわさきキネマサークル」では「かわさき市民ニュース」を制作している。
「かわさき市民ニュース」とは、平成19年まで神奈川県内の映画館で放映されていた「神奈川県二ュース映画」を見習い、市民の力で川崎の「今の姿」を映像に残す活動である。大好きな川崎のまちが変わっていく、しかしそれを未来へつなげる媒体は少ない。たとえば劇的に変化する武蔵小杉では、少し前まで無かった大きなビルなどの開発が進んでいる。そんな以前の川崎のまちを知らない人にも元の姿を知ってほしい、知っていた人にも覚えておいてほしい。それらを映像に残すため寺川さんは活動している。「川崎を知らない人からは川崎市は工場のまちとか暗いイメージといわれるけど実は明るいまちなんです。ちょっと田舎っぽいところが川崎のいいところ。人間味がある気がします。」映像に残し伝えることで、川崎の人や他の地域に住む人へのイメージアップにつなげたいと寺川さんは言う。

人とのつながり

人と直接関わる仕事がしたいー。寺川さんは活動を通じて日々新しい川崎を発見している。たとえばMOVEARTOO隊のもう一つの仕事であるロケ地紹介映像をつくる際、行政とのパイプ役をしたのだが、川崎をよりよくしていこう、盛り上げていこうとする人たちと関わるなかで、「行政の立場になってまちをみる」こともできるようになった。また、人と関わりは自分の趣味であるバンド活動にもつながった。小さい頃の歌手になりたいという夢が、人とのつながりで叶ったのだ。寺川さんは語る。「知り合いはたくさん作ったほうがいい、そのつながりが後に役に立つから」。

編集後記

川崎愛について熱く語る寺川さんから、「まち」のために何かをしていきたいという私たちには、まだ地元愛が足りないと感じた。そのためにも、人とのつながりをつくり、それを大事にしていくことで地域とも密接な関係を気づきあげることができるのだろう。


(インタビュー:植田凜、奥田遥、西良太、藤田紘煕、三浦由子)

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