国際女性デー記念特別パネル展示
かわさき100年の女性~大正・昭和・平成・令和~
壁だと思われてきたものを、扉に変えていくチカラ
大正・昭和・平成・令和という時代の奔流の中、川崎で生きてきた女性たちの100年を写真パネルで振り返ります。道を切り拓いてくれた先輩女性たち、そして力いっぱい今を生きる女性たちの姿から、この100年の間に変わったこと、変わらなかったことを知り、この先の100年を歩んでいくための手がかりとしていただくための展示です。
「国際女性デー」とは
20世紀初頭に北米やヨーロッパで起こった女性の労働運動や参政権運動にその起源があると言われています。女性の地位向上を目指して設けられた1975年の国際婦人年には、国連が3月8日を国際女性デーと定めることを提唱しました。現在でも日本を含めた世界中で記念イベントや啓発の発信、デモなどが行われています。
展示概要 | 1. 川崎市制施行当時 工場で働く女性労働者 2. 女学校で学ぶ 創立のころの高津実科高等女学校 3. 戦時下の女性 4. 新憲法下で 先駆者の女性たち 5. 郊外での暮らし 6. 男女雇用機会均等法成立 女性の職域拡大 7. 男女平等へ向けた国際的な動き 8. 男女平等推進の拠点 川崎市男女共同参画センター開館 9. 多文化共生のまち川崎 外国にルーツがある女性たち 10. スポーツのまち・かわさき 躍動する女性選手 11. 会派を超えて 川崎市議会「女性議員ネットワーク会議」発足 |
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開催期間 | ①2025年3月8日㊏~16日㊐ 9:00~21:00(会期中無休) ②2025年6月21日㊏~29日㊐ 9:00~21:30 |
場所 | ①川崎市役所本庁舎1F 情報発信スペース ②川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)4階 イベントルーム |
主催 | 川崎市男女共同参画センター |

川崎市役所本庁舎での展示

川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)での展示
ご覧になった方よりメールに寄せられた感想を一部ご紹介
- よくまとまった展示になっていました。川崎に富士紡があったとは知りませんでした。勉強になりました。
- 100周年を記念してかわさきの女性の歩みを知る機会があってよかった。この期間にご覧になれなかった人にも見てもらえるように他の施設などへ貸し出しなどもあっていいかと思いました。
- 川崎競馬場前の紡績工場からはじまり、高津高校、戦中の女性労働、先駆者の方の紹介、北京会議、すくらむ21の紹介、女性議員ネットワークという流れが良かったです。女性は高校まで行かなくてはよいといった考えのあった時代と比較すると一歩一歩前進していると感じました。