川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

川崎市男女共同参画センター
〒213-0001 川崎市高津区溝口 2-20-1
TEL : 044-813-0808

本文へ | 交通アクセス | お問い合わせ | サイトマップ

メニュー
  • 施設案内ページへリンク施設案内ページ詳細へ施設案内
  • 年間プロジェクトページへリンク年間プロジェクトページ詳細へ年間プロジェクト
  • しごと・キャリアページへリンクしごと・キャリアページ詳細へしごと・キャリア
  • 防災・避難支援ページへリンク防災・避難支援ページ詳細へ防災・避難支援
  • 子育て支援ページへリンク子育て支援ページ詳細へ子育て支援
  • 悩みの相談ページへリンク悩みの相談ページ詳細へ悩みの相談
  • 調査/出前講座ページへリンク調査/出前講座ページ詳細へ調査/出前講座
  • センター発行物ページへリンクセンター発行物ページ詳細へセンター発行物
  • Home
  • 連載コラム
  • 【vol.2】育児にも積極的にかかわりたいプレパパに贈る 「そこのとこ、どうだった?」
2020
19Aug

【vol.2】育児にも積極的にかかわりたいプレパパに贈る 「そこのとこ、どうだった?」

創刊から、プレパパ指南にチャレンジしている先輩風パパ。妻の妊娠がわかったら、プレパパはすぐに準備に着手しましょう。今回は、妻の妊娠が発覚したあとから、時系列に、プレパパが経験するちょっと心折れそうな経験もお伝えしておきましょう。心構えが大事です。

①妻の妊娠が進むとき:総論編
②何をしても、気が利かないパパに甘んじる編
③心が折れそうでも、持ちこたえる笹竹のように編

このコーナーは、流行りの紙とウェブの連携企画。プレパパに(プレママにも)役立つ情報を発信しています。待ち合いの暇つぶし以上の質を保障!

①妻の妊娠が進むとき:総論編

・某月某日:妻の妊娠発覚。
小躍りすると同時に自分がパパになることへの不安がよぎる。果たして自分にパパできるんだろうか。婦人科検診で確定。第4週目です。40週で生まれるとのこと。いろいろ週単位で話が進むけど、慣れていないので、えーと、それっていつのこと?となる。

・某月某日:食事が変わる。
つわりがあるとさっぱりしたもの、くらいの認識しかなかった。生野菜ダメ、生魚ダメ、生ハムダメ、アルコールダメ、辛いものダメ、コーヒーダメ、匂いの強いものダメ。だから香辛料・香草ほぼダメ。自分のレパートリーが洋食に偏っていたため、ほぼ何もできず。せっかく作っても手もつけてもらえず、フライドポテトらへんに負ける屈辱。

・某月某日:妻が会話をしてくれない。
ずっと横になっている。つらそう。休みの日もそれを横目に一人遊びに出かけるわけにもいかず、テレビをつけてひとり笑っているわけにもいかず。それでいて、洗濯の仕方やお皿の洗い方でコトバ強めに怒られる。毎日ひどい二日酔いだと想像して、と言われて理解できるけど、心が折れそうになる。誰か、我が家に換気を。

・某月某日:つわり終了。
つわりが終わり、今後のスケジュールを確認。戌の日、両親学級、産前産後をどうするか、家事分担どうするか、両親にいつ来てもらうか。おむつ、肌着、抱っこ紐などなどベビーグッズを選ぶだけでもひと仕事。哺乳瓶だけでも形の違い、材質の違い、吸い口の違いがあることを知る。思ったより決めることがいっぱい。おしり拭きとお手拭きって分ける必要があるんだ、へー。

・某月某日:職場に報告。育休の取得も宣言。
僕の場合は、チームには安定期(5か月目)に入ってから。上司にはつわり期のサポートで定時退社することも考えて8週頃に伝達。
なんか私事で気恥ずかしいけど、いきなり言ったら大混乱になること必至なので開き直る。引継ぎの準備が、これはこれで一仕事。

・某月某日:出産当日。
余裕な顔していた妻が、唸ることしかできなくなる。背中をさすってやることしかできない。分娩室はあかちゃんに合わせて暑いくらいで長袖を後悔。妻をうちわであおいで水を飲ませて励ますしかできない。そして出産。これで一息と思う間もなく、泣き出す我が子。うんちだの、おなかすいただのと泣き始める。君もいろいろ戸惑っているだろうけど、パパもおっかなびっくり調乳していることを是非知ってほしい。こんなちっちゃい爪を切るなんてドキドキすぎるぜ。

・某月某日:新生児の生活スタイルに振り回される。
おっぱいも後始末があって、足りなければミルクが必要だし、消毒やらなにやら。うんちもおしっこも環境破壊を懸念する頻度でおむつの交換が続く。沐浴なんて両親学級でやった1度きりでドキドキもの。妻は悪露もあり産後体調が戻るまでの間、完全に家事の戦力外。ご飯の用意も洗濯も掃除もパパにかかってくる。体感的には15分おきになにかしている気がする。眠い、という言葉すら頭の中で霞むくらい眠い。

育児はこれから。頑張れパパ。負けるなパパ。

②何をしても、気が利かないパパに甘んじる編

ネットで「妊娠してつわりで大変なのに、変わらずご飯を作って洗濯してくれることを当然と思っている夫に憤慨」なんて記事を見て、やれやれ、ぼくはそんな夫にはなるまいと先進的プレパパのつもりでいたわけですよ。ちゃんと大事にしてあげよう。気遣ってあげようと思っていたわけです。ふふふ、目指せ優しい夫。けれど、実際にやってみると、から回ることから回ること。

食材の買い物をする→「被ってる。ちゃんと冷蔵庫の中確認して」
ご飯をつくる→「これ食べられない(匂い的に)」「これ食べられない(妊婦NG食材)」
食器を片付ける→「泡が残ってる、ちゃんとすすいで」「この重ね方だと乾かない」
掃除機をかける→「隅がのこってるよ」
洗濯する→「ちゃんと洗濯ネット使って」「間隔開けて干して」「それはそのハンガーじゃない」
帰宅する→「手、洗った?」「薬が飲めないから気をつけてよ」
テレビを見る→「ごめん、うるさい」
今日あったことを話す→「ごめん、うるさい」
今後の予定を相談してみる→「いまそれどころじゃない」
明日のゴミを忘れないように玄関に出す→「臭いからやめて」
寝ようとする→「臭いからよらないで」

書き出してみたら、今更ながらにすごい言われ様。
優しい夫を目指す身といえど人間なので、言われた時は「なんだよう」くらい思っちゃいますよね。でも、裏を返せば家事とか、妻がこれまでどういうことを気にしながら進めていたのか、妊娠の今何を気を付けているのか、よく知ろうとしてなかったんだなと、ベッドの隅っこに寄りながらちょっと反省したりして。

③心が折れそうでも、持ちこたえる笹竹のように編

 だいたいにおいて、つわりの時期が一番つらいです。なんたって、これまであんなにラブラブだったのに、妻は急にママモード。まずその落差に呆然。それに端的な指示と文句だけ飛んできて、ろくにコミュニケーションも取れないのもキツイ。「あの言い方はないんじゃない」「ごめんね」なんてやっている余裕もないわけで。気分転換の外食も、一緒にテレビを見ることも、その日あったことを話して笑うこともできなくて。「あれ、家庭ってこれでいいんだっけ」なんて考えちゃったりして。さりとて、パパまでイライラしちゃうわけにもいきませんよね。余裕のないママに代わって、パパはどんなことができるか、考えてみます。

理由を知る

 人間、何がストレスかって、「理由がわからない」のが一番不安を生みます。まずは妻が「変わってしまった」理由を知ることが第一歩。
(からだ的なこと)
ママは子ども産むために突貫工事で身体を作り変えています。自分が成長期だったころ、貧血とか成長痛とかあったように、急に身体が変われば体調にも影響が出ます。多分一番近い感覚は「毎日24時間ひどい二日酔い状態」。それなら匂いが強いものがダメなのも、「今は話しかけないで」も納得です。
(こころ的なこと)
 パパも「あれ、ちゃんとパパになれるかな」と不安がよぎったことと思います。ママの不安は多分その比じゃないんじゃないかなと想像。物理的にからだが変化して自分どうなっちゃうのというのもあるし、自分の一挙手一投足が、おなかのあかちゃんにどう影響するか絶えず気になっちゃう。自分の体のことなので、「今はちょっと考えるのやめとこう」ができません。そりゃあ、余裕もなくなります。

パパの心構え

 つわりの時期って相手も余裕がないものだから、本心じゃないにしても言葉足りなくて不条理な言い方をされているように思ってしまいます。扱いが急に雑になったと感じるかもしれません。また、自分のよかれと思ってやったことが裏目に出ることなんて多分しょっちゅうです。一人前の大人がちゃんと考えて動いているつもりなのに、とイライラしちゃうときも。でも、いきなり理解が追い付かなくてもいいって思うようにしましょう。だってパパとママの関係になるのについては、はじめてなんですから。
ぼく自身、「空振りだっていいじゃない」くらいに思えたら楽になりました。全力で振ったなら、最高の素振り練習ですよ。大丈夫、明日はもっとうまくやれます。今はまだおなかの中のあかちゃんが生またら、その子は言葉の指示すらくれません。でもうまくやっていくための今のうちの練習。こどもが大きくなった時に、器の大きなパパになっていればいいんだと思いましょう。そしてから振りするくらい頑張っている自分を、ほめてあげましょう。
 身近な相手が万全でない時なんて多分この先いくらでも出てくるだろうなと思います。もし、不安になった時は心の中でおまじないを唱えてみるのもありかもしれません。自分なりのおまじないでいいと思います。ちなみにぼくは「健やかなる時も、病める時も、良い時も、悪い時も。だよな」と唱えて初心にかえってみてます。

  • Tweet
すくらむ21 起業家無料相談会アンケート
インターンシップ生がつづる研修日誌 8日目

同じカテゴリの記事

  • 【vol.10】そこのとこ、どうだった?「食事作りを担当してみた」
  • 【vol.9】そこのとこ、どうだった?「家族をつくるコミュニケーション」
  • 【vol.8】そこのとこ、どうだった?「妻の職場復帰」
  • 【vol.7】そこのとこ、どうだった?「0歳児を保育園に預けること」
  • 【vol.6】そこのとこ、どうだった?「パパ、健診に行ってみる」
  • 【vol.5】そこのとこ、どうだった?「コロナ禍での出産」
講座参加費・保育料の免除について 附帯設備の予約申込書がWEB提出可能に
セミナー・イベント情報一覧 すくらむ21 Facebook すくらむ21 Instagram すくらむ21 X すくらむ21へのお問合わせ

川崎で活躍する人々のインタビュー

  1. すくらむ21プチマルシェインタビュー #08
    花と心のアトリエ
  2. すくらむ21プチマルシェインタビュー #07
    ぱんこちゃん
  3. すくらむ21プチマルシェインタビュー #06
    革やさん
  4. すくらむ21プチマルシェインタビュー #05
    トゥーリズ
  5. すくらむ21プチマルシェインタビュー #04
    Flower Labo

イベントレポート

  • 2025/4/21

    2024年度「つづきからはじめる『相談ナイト』」実施報告

  • 2025/4/19

    2024年度 お月さまカフェ報告

  • 2025/3/16

    スペシャル★トークサロン「質の高いサービスを届けるために女性やこどもに寄り添いつづける力」

  • 2024/11/4

    シングルマザーのためのセルフケア講座&子ども料理教室

  • 2024/10/21

    女性の視点から災害を考える勉強会④

ページ上部へ戻る
  • 運営主体
  • すくらむネット21
  • お役立ち情報サイト
  • 関連機関・施設情報
  • アクセシビリティについて
  • プライバシーポリシー

川崎市男女共同参画センター

だれもが悩みを分かち合い、ともに助け合いながら、力を発揮できる男女共同参画の実現を目指して、 女性の仕事、起業、イキメン研究所、悩み相談、自助グループ支援、パソコン講座など保育付きの事業や貸し会議室、施設貸出を行っている川崎市の男女共同参画の拠点施設です。

Copyright ©  川崎市男女共同参画センター All Rights Reserved.
  • twitter
  • facebook