川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

川崎市男女共同参画センター
〒213-0001 川崎市高津区溝口 2-20-1
TEL : 044-813-0808

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2019
02Sep

プラントベース料理専門店を経営しながら、人とのつながりを実感!
― 潟山公美 さん(Fete le marche 代表)

  • 起業

 九州長崎県の出身。小田急線の向ヶ丘遊園駅もしくは登戸駅から8分ほど歩くと多摩区役所の近くにある、プラントベース料理専門のお店 “Fete le marche”(フェットルマルシェ)ベジタリアンとノンベジタリアンのお店。このお店を経営する株式会社Fete le marche代表の潟山公美さん。米粉と麹が大好きで、動物由来の成分を含まない料理=ビーガン料理を専門とし、製菓学校でも講師として活躍する傍ら、娘さんを店長にカフェを運営、イベント業、教室経営は息子さんが営む形で幅広く手掛けています。今回は、そんな潟山さんにインタビューをさせていただきました。

創業の経緯、事業内容

 子どもにアレルギーがあり、ビーガン料理に関心を持っていたのですが、実は、地元の女子大学の食物栄養科に進学し学んだ後、食の道を避けるように民間企業に就職し、ショールームで働いたり、経理事務の仕事に就いたりしていました。結婚、出産を経て、娘が2歳の時、飲食店を急遽、継ぐことになったのをきっかけに製菓の専門学校に通いすべてを学び直しました。下の子は0歳4か月から保育園、幼稚園に預けて、働いていました。飲食店なので土・日はお客様の要望もあり平日のお休みにしていました。その時は5人くらいの従業員を雇い、母のアドバイスの下、日替わり弁当、店内での食事の提供と休みなく働く毎日でした。

 両親の看病のためお店をやめ、製菓の専門学校でパティシエとして非常勤講師を務めながら自宅でも製菓の教室を開きました。そして、2年前、夫の転勤に伴い川崎市へ。その際、娘から「ママがばあばに習っていたように、私もママに習いたい」と一緒にお店を出すことになりました。小さい頃から飲食の仕事を親の傍らで見てきて、飲食の仕事の大変さを知っていただけに娘にはさせたくないと思っていましたが、予想外の展開に。従業員は娘、息子とパートの方を入れて4名です。

起業にあたって利用した市のサービス

 九州では特に福岡はワンストップサービスのように便利でしたが(市役所1か所に行けばその周辺に地理的にぎゅっとまとまっていた)、川崎市の場合は南北に長い地形で、サービスを提供する場所もさまざまです。私の場合は、まずはインターネットで検索して自分に必要な情報を収集しました。高津区に住んでいたので、川崎商工会議所中小企業振興部高津支所に問合せをしたら、川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)を紹介されました。そして、「商人デビュー塾」に参加することにしました。講座を受講すると、川崎のどこに何があるか、講師で中小企業診断士の竹内先生が丁寧に熱心に指導してくれました。融資についても非常に詳しく教えていただき、ネット情報だとわからないことも多いのですが、わかるように教えてくださいました。当初、借金をつくりたくない、自己資金だけでやろうと考えていました。しかし「借金も財産」と言われ、納得のいく規模感で満足のいく形で融資を受け、自分なりに覚悟もできました。親身に創業支援にかかわる機関のスタッフがサポートをしてくださったと思っています。このお店のオープン時の宣伝の方法も工夫したいと思い、Googleでクーポンを作って、お客様に拡散してもらいました。ここに来るお客様はInstagramを見てお越しくださっています。SNSは、Instagram、facebookを使っています。

こだわりの一杯ではじめるウェルカムドリンク♪

 工夫していることとして、飲み物もオーガニックで5つの認証をとっているマイティリーフをお出ししています。飲食店に入ると、最初にお冷(水)が出てくることが多いと思いますが、うちでは、ハーブティー、デトックス系など体調に合わせて、ファーストドリンクをつけています。食後のコーヒーのサービスも一般的ですが、そうではなく、来てくださった最初に「ウェルカムドリンク」としてこのオーガニックティーを1杯無料でお出しするのが、こだわりの一つです。食事を提供する際にも、この季節にはこれを食べると体に良いというのが伝わるよう、わかる範囲でご説明しています。

 食事はもちろん、朝から全部仕込んで、5、6品用意しています。そのため、マクロビ料理は1日限定15~20食です。口にするものは、すべて健康につながっていく、食材の扱い方一つひとつに、切り方にもこだわって作っています。お料理には自家製麹を使って味付けをしていて、味のしみ方や野菜本来の良さを引き出せるようにこだわりぬいています。それを知ったお客様は、先に電話で予約してくださることもあります。

人とのつながりが、仕事を続ける原動力に。

 長崎にいた時は感じなかったのですが、福岡、川崎と引っ越しをして、知らない土地に住んでみて、人との出会いに生かされているなと感じます。知らなかった土地で、こんなふうにお仕事のチャンスをいただけている、その人との出会い、つながりにとても感謝しています。実は、この店舗の物件探しは、店舗のデザインをしてくれた九州のデザイナーさん。「川崎で起業するなら、ここがいいんじゃない」と提案してくれました。12月に物件を借りて4月にオープン。あっという間に、開店にこぎつけました。

 私たちは、親子でお店を経営していますが、ぶつかることはあまりないです。「親子だから、このくらい当たり前」というのは好きではないので、たくさん気持ちを言葉で伝えあっています。子どもたちを尊重し見守ってこのまま成長してほしいなと思って過ごしているので、楽しいです。

 地域に溶け込んで商店街の方、向ヶ丘遊園の地元の方に本当に大事にしていただいています。「出店してくれてありがとう」と言ってくださったり、「イベント出展してみない?」と声かけてくださったり、多摩区の子育て支援のママたちが応援してくれて、とても嬉しいです。ママたちもうちの店のテラス席にベビーカーをあげて食べに来てくれたりします。

 私は熊本県益城町にて3年越しで田んぼをつくり、現在は農家さんに託して無農薬で玄米、白米を作ってもらっています。米作りは本当に大変です。作ることの大変さを身に染みて感じているので、作る人を育てることも大事にしたい、これからは、米粉のインストラクターとして、米粉の魅力をもっと多くの方に伝える活動をしていきたいと考えています。

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Information

Fete le marche フェット ル マルシェ

open
11:00~22:00(L.O 21:00)※定休日:木曜日
ホームページ
https://www.fetele-marche.com
Facebook
https://www.facebook.com/Fetelemarshe/
Access
〒214-0014
川崎市多摩区登戸1831-1
(小田急線 向ヶ丘遊園駅 北口徒歩5分)
Tel
044-299-9833
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すくらむ21“シネマ&トーク「潮風の村から-ある女性医師の軌跡-」
仕事を楽しむには興味のアンテナを絶えず張っていること

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