すくらむ21では、お客様の声から、施設をより安全に安心してご利用いただけるよう維持管理においても様々な改善活動を実施しています。職員の創意工夫ですぐに改善できることには、川崎市市民文化局 人権・男女共同参画室の指導の下、改善活動を実施しております。
施設の管理運営業務を通じて発見された故障・破損箇所や、施設利用者からのご意見等を踏まえて、主なものとして、以下の修繕・改修作業等を実施しました。
お客様の声からの改善活動
平成30(2018)年度
ホワイエ排水口修繕
ホワイエトイレの排水口が経年劣化のため破損していたため、安全にご利用いただけるよう修繕いたしました。
外壁ネット敷設
経年劣化によりタイル車道隣接のタイルにひび割れが散見されたため、落下防止ネットを敷設いたしました。
夏期ブラインドの使用
気温の上昇を受けて、利用者様が少しでもご利用時間に快適に活動していただけるよう、夏期の間のみ朝ブラインドを閉めた状態を常態といたしました。これにより過度な室温上昇を防ぎ、冷房の温度設定も環境に配慮した設定で過ごせるようになりました。
全館WiFiとかわさきWiFiの導入
お客様の要望が多かったことを踏まえ、ホールを除く全館でWiFiを導入いたしました。
併せて川崎市によるKawasaki City Wi-Fi(交流室・情報提供室)も導入いたしました。
平成29(2017)年度
貸出しPCの更新
貸出し用のPCを最新のものに更新しました。本体をWiFiに対応させることでLANケーブルを完全に撤去できました。
電力監視装置の導入
電力の使用料適正化のため、電力監視装置を導入しました。
第2交流室照明LED化
お客様が打ち合わせやお茶会などでご利用になる第二交流室は、経年劣化していた照明器具ごとLED化しました。
AED・非常時マニュアル掲示
AEDの使用方法、非常時対応のマニュアルを窓口横の見やすい場所へ掲出しました。
事務局照明LED化
省エネ対応のため、点灯頻度が高い事務局内の照明をLED灯に交換しました。
平成28(2016)年度
第3研修室プリンター交換
お客様の利用方法に併せ、利用者用プリンターを汎用性の高い(印刷用紙の種類が選べる)ものに交換しました(レーザープリンター→インクジェットプリンター)。
ホール搬入口喫煙注意喚起
ホールへの搬出入を行うお客様と喫煙者がより安全にご利用いただくことができるよう、扉の前にトラテープで注意喚起を促すようにしました。併せて喫煙所のルールを整理し掲示を更新しました。
第3研修室無線LAN導入
断線、接続不良の原因となっていたLANケーブルをなくし、PC撤去利用時の撤去・再設置をスムースに行えるようにしました。また、タブレット端末などの使用にも対応できるようにしました。
多目的室無線LAN導入
多目的室へのLAN敷設と併せ、WiFiルータの設置を行いました。
平成27(2015)年度
主催者控室整備
ホールの利用者の方の声から、使用頻度の低いもの、不要なものを廃棄、整理することで環境整備しました。また、定期的に清掃を実施しています。
カセットデッキ修繕
ホール音響設備の一つであるカセットデッキが故障したことから、ご利用者様に一定のニーズがあるため修繕をして継続した利用ができるようにしました。
幼児用便座設置
幼児連れの保護者のお客様の声から、トイレトレーニング期のお子様がトイレを利用できるよう各階、幼児用便座を多目的トイレ等に設置しました。
雨天臨時駐輪場の設置
駐輪場に屋根を望む声が多かったことを受け、急な天候変化の臨時措置として、ホワイエ前に雨天臨時駐輪場を設置しました。
道案内動画の更新
26年度に職員が作成したものでは施設までのアクセスが分かりづらいという指摘があり、より分かりやすい道案内動画を提供するため新規に作成しました。
短い視聴時間で経路が確認できるようになりお客様から「わかりやすくなった」「初めて来たけど迷わずこれました」等のお声をいただきました。
多目的室の壁紙張替
ご利用者様から要望の多かった多目的室の壁紙を全面的に張り替え、新しくしました。部屋全体が明るくなりました。
漏煙感知器移設
建物老朽化により、天井より雨滴が漏出、直下の漏煙感知機がたびたび誤発報していたため、移設を行いました。
平成26(2014)年度
客席誘導灯の交換
ホール客席設置の誘導灯の90%にあたる65箇所について、バッテリーの交換を行いました。経年劣化のみられる20箇所については、誘導灯とのものを交換し、安全性を維持しました。
多目的トイレの修繕
1階多目的トイレドアの開閉ノブ、スライド扉支柱、施錠部分を修繕しました。
施設利用報告書の導入
利用者様からのご要望・評価の集約、正確な利用者数・利用目的の把握を主たる目的として、施設利用報告書の運用を開始しました(ホール・事務棟)。口頭では伝えきれない苦情や要望が伝えていただきやすくなりました。
WiFi環境の導入
ご要望が多かった為、交流室に限って、WiFi環境を導入いたしました。
お客様の声・掲示板の掲出
お客様アンケートの結果を踏まえて、ご意見と回答を掲示板に掲載して対応状況を視覚化しました。
CDデッキ修繕
ホール調整室に配置の経年劣化の進んでいた業務用CDデッキについて、メーカーによる修繕を行いました。
近隣コインパーキング調査
周知浸透により駐車場利用者が増加、満車状態の日が増えたため近隣コインパーキングの再調査、改訂を行い最新情報の提供を行いました。
道案内動画の導入
溝の口駅からの道順がわかりづらいというご指摘について、動画を利用した道案内を導入しました。
駐車場雨水配水管の整備
駐車場中心部の配水管の流れが悪く、まとまった降雨時には毎回雨水が溜まってしまう状況になっていたため、配水管を整備・修繕しました。
2012~2013年度
1階・第1交流室(模様替え、親子向けスペース、定期購読雑誌閲覧スペース等の設置)
幅広い年代の市民にご利用いただけるように、絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりできる親子向けスペースを設置しました。また、男女共同参画に関係する雑誌の定期購読を開始し、来館者が閲覧できるようにしました。
ホール・ホワイエ(模様替え、スペースの開放)
ホール利用者専用としての機能を解除し、日常的に来館者が立ち入れるスペースとして改善しました。交流室に設置していた団体活動用ロッカーもホワイエに移動しました。
道路側掲示板に移動式チラシラックを設置しました
センター南側の道路に面した箇所に設置してある掲示板の足部分に、移動式のチラシラックを設置しました。これまで、ガラスの中に張り出していただけのチラシを実際に手にとり、自由に持ち帰りができるように改善しました。
第3研修室(設置パソコンの入替、配線部分の改善、ふれあいネットからの予約可能)
最新ソフトを搭載したノート型パソコンに一新し、インターネットや文書作成、表計算ソフトなども最新版を使って学習・講習できるようにしました。また、電子機器をつなぐ配線をカバー等で覆い、安心・安全に使用できるように環境を改善しました。
さらに第3研修室の予約方法が、窓口予約からふれあいネットでの予約に変更になりました。
情報提供室(起業・再就職希望者向けスペースの設置)
入口付近に座椅子を設置した他、起業や再就職を目指す女性への支援を強化するために、履歴書の作成をはじめとした書籍を設置したインターネットへの接続が可能な専用ブースを開設しました。
館内各所(LED電球の設置)
金型の合う部分の電灯箇所を調査した上で、川崎市から提供されたLED電球に順次付け替えました。
2010年度
ホール客席を新しくしました
ホールの老朽化に伴い、平成23年1月に座席の取替工事を実施しました。前方の座席は肘掛のある布製のクッション椅子、後方の座席は肘掛のないプラスチック製の椅子になりました。車イス用5席分を含み、ホールの座席数は850席です。
ベビーベッドを新しくしました
国際ソロプチミスト川崎様からベビーベッドが寄贈されました。
これにより保育付主催講座などで利用する1階児童室に設置のベビーベッドが新しくなりました。
事務棟内の各貸部屋に手すりを設置しました
窓からの転落防止のため、事務棟内の各貸部屋の窓部分に手すりを設置いたしました。節電対策等での窓の開閉も安心して行っていただけます。
エレベータ内に実施会場の案内板を設置しました
同日複数開催の講座を開催する場合等、実施会場に迷われる方がいらっしゃいました。参加者の皆様を混乱させないため、エレベータ内に開催時間や会場、階数などを記載できる案内板を設置しました。
2009年度
授乳室を設置しました
オムツ交換台だけで、授乳室がありませんでした。お客様の声から、事務棟1階廊下に授乳室を設置しています。ご利用の際は1階受付窓口にお声がけください。
授乳室は内側から施錠の上、ご利用ください。
ホワイエの階段に手すりを設置しました
ホール・ホワイエ内トイレの階段の段差が危ないという声から、入口近くにある階段の両脇に手すりを設置しました。
各階の部屋のプレートをポップ型にしました
各部屋の名前を記したプレートが壁に貼りつけられており、見えづらい状態でした。立体表示のポップを取り付け、廊下を歩きながらでも部屋の場所が分かるようにしました。
階段の照明を変更しました
階段の照明を電球色から蛍光色に変更しました。これにより、階段の踊り場を中心として階段全体を明るくしました。
センター利用者へロッカーの貸出を始めました
センター事務棟利用者の他、新たにホール利用者様へのロッカー利用貸し出しを始めました。半年間と1日単位での貸出が可能です。
ホール客席に手すりを設置しました
ホール客席の段差がわかりにくいとのご指摘を受けて、一時的に目印となるテープを貼っていましたが、安全性を高めるために手すりを設置しました。
非常階段の補修を行いました
非常階段の老朽化に伴い、階段の補修と塗装を行いました。また、夜間の避難時に視界を確保するため、各階の非常出口にセンサー付ライトを取り付け、安全性を高めました。
各部屋に温度計を設置しました
環境への配慮と空調設備の温度設定を適正にするため、施設内(ホール、事務棟内の各部屋)に温度計を設置しました。
もっと地域に愛される利用しやすい施設をめざして
環境への取り組み活動
グリーンカーテンプロジェクト
グリーンカーテンプロジェクト 「緑のカーテン」は、川崎市の友好自治体である那覇市(沖縄)の特産品ゴーヤー(ニガウリ)など、つる植物を活用した壁面緑化の取り組みです。川崎市では、世界的に課題となっている地球温暖化対策への取り組みとして「カーボンチャレンジ川崎エコ戦略」を推進しており、様々な主体による多様な取組みの一つとして、つる植物を使った緑のカーテンによって、冷房の使用を控える環境にやさしいライフスタイルを提案しています。
すくらむ21では、2009年度から7年連続で取り組んでいます。2011年からは、事務室に加えて保育室へもカーテンを設置し、一時保育利用の子どもたちが快適に過ごせる工夫をしています。2011年度は「たかつエコ・エネライフフォーラム」の特別賞を受賞しました。
以降、毎年5~6月に種を植え、2016年にはゴーヤーの他にスイカを育て、グリーンカーテンを設置しています。収穫したゴーヤーは館内で販売を行い、来館の皆様に好評頂いております。
使用済みてんぷら油回収による資源循環プロジェクト
高津区協働事業「使用済みてんぷら油回収による資源循環プロジェクト」に
毎月1回 てんぷら油の回収スポットとして、協力しています。
http://kaeru.kazekusa.jp/
すくらむ通信に再生紙利用
すくらむ21が編集・発行している、各号ごとに特集や身近で役に立つ情報を盛り込んだ情報誌(無料)「すくらむ」。
本冊子は、古紙パルプ配合率70%の再生紙を使用しています。
このマークは3R活動推進フォーラムが定めた表示方法に則って自主的に表示しています。