川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)

川崎市男女共同参画センター
〒213-0001 川崎市高津区溝口 2-20-1
TEL : 044-813-0808

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  • 地域の絆・つながりを強く、大切に
2011
25Aug

地域の絆・つながりを強く、大切に
― 萩原ひとみさん(ホテル精養軒 代表取締役社長)

  • 女性管理職環境・農業、国際・まちづくり

萩原ひとみさん(ホテル精養軒 代表取締役社長)

現在のお仕事について教えてください

「ホテル精養軒」は中原区にある、外国の方々の利用も視野に入れた歴史あるホテルです。
客室は明るく、女性に好まれるインテリアを意識して使用しております。ここ数年、ご会食、ご宴会でもインターネットで個室会場を捜されて、来店される件数も大幅に増え、そこからリピーターになられる方も大勢いらっしゃいます。
また、今年は全国高校サッカーの滝川第二高校の定宿として優勝までサポートさせていただきました。栄養はもちろん、種目や試合時間等も考慮した料理を提供するなど、スポーツの宿としても知られています。
この「ホテル精養軒」の経営に加え、川崎国際交流センターホテルと「レストラン精養軒ソレイユ」、エポックなかはらの「レストラン精養軒プルミエ」の飲食・宴会を請け負っています。客室でもフリーでインターネットを利用できるようにし、外国の方のためにロングサイズのベッドを取り入れ、地元農家さんの新鮮野菜と手作りの美味しい料理にこだわると同時に、割り箸からエコ箸へ、白熱電球からLEDへとエコの取り組みもいち早く実施するなど、様々な改善を推し進めてきました。

現在のお仕事のやりがいを教えてください

サービス業は何か辛いことがあっても、いつでも笑顔でいることです。
お客様の人生の貴重な時間を、このホテルの宴会場やレストランで過ごしていただいているので、「良かったなあ」と思ってもらえることが大事です。
お客様に、「ありがとう」と言ってもらえることが、私達にとっての何よりの喜びで、やりがいを感じるときでもあります。そうすると、「喜んでいただくにはどうしたらよいか?」を考えて動けるようになります。それがより良いサービスに繋がっていきます。

ホテル経営の他に活動されていることはありますか?

素敵な街になるように、区と協働の市民活動として、中原の区の花パンジーの花回廊を作ったり、散策マップを作ったり、まちづくりフォーラム等を企画したりしています。今年は首都圏大震災にどう備えるかという防災フォーラムを開催しました。そういう活動が地域の人と人を又繋げていきます。
私は、地域の方々がいろんなきっかけを持って繋がっている、そんな良い街づくりができるといいなと思っています。

地域の方々の繋がりについてもう少し詳しく教えてください

阪神淡路大震災では、“ご近所力”によって多くの人が助かったそうです。
普段から人付き合い、コミュニティとの関わりがあれば、そのような緊急時にも近所の人どうしで、助け合っていけると思います。
武蔵小杉は再開発で超高層マンションが多いのですが、一つのマンションに2000人近くの方が住んでいます。その中であいさつを交わす程度の関係からでもいいので、“繋がり”を持つことが大事です。そのためには、まずコミュニティのイベント等に顔をだしてみるのもいいと思います。
また、地域の繋がりで言うと、地域の消防団の方々の大事さもそうです。火事などがあった時に、消防団の方々は地域の人なので、「ここに足の悪い人がいるよ」とか「あそこの家は1人暮らしだから、まだ閉じ込められているかもしれない」と言うことができたり、火事の現場の住人と顔見知りだったりするので、地域の繋がりがあってこその的確な救助活動ができるのです。
また、警察の方だけでなく、防犯協会さんや防犯ボランティアさんとも情報交換することによって「あそこの場所は危ない」などと意識したりできます。
このように、街の繋がりによって、地域の治安が守られているということもあるので、街のつながりは非常に大事です。
人と人が支え合って、街ができているのです。
その街に必要とされるお店でありたいと思っています。

女性の意思決定の場への参画が少ない中で働いている女性、またはこれから社会に出て行く女性に向けてアドバイスはありますか?

女性というのは一つの個性、特性だと思います。その人の個性・その人らしさが大事です。まず、勇気がなければ何もできません。何かチャンスだと思ったら、迷わず勇気を出してチャレンジすることが大事です。そのためには地道な努力の積み重ねが大事です。そして、その人の個性が仕事に乗っかっていくかどうかはその人次第だと思います。
また、女性であることは、男性が多く活躍する社会の中では“目立つ”という点では有利なこともあります。女性ということだけで、つぶされたりということはあまりありません。
「女性も入れないとね」という社会的な役割や役職も増えています。女性であることはチャンスでもあります。人柄も大切ですね。
さらに、結婚した女性への支援体制は少しずつ増えており、働きやすくなってきていると思います。働く中で自分を磨いていって、悔いのない自分らしい時間を重ねていければ素敵だと思います。

若者に「働くということ」を伝えるとしたら、どのようなことがありますか?

働けるということはすごく幸せなことだと思います。仕事ができて、お給料がもらえるということは、すごくありがたいことです。
そして、自分のやりたい仕事に就くためには、一生懸命な努力をすれば何か道は拓けていくと思います。そのためには自分がなりたい職業に就いている方に積極的に会って、話を聞いたり、学んでいくことが大事です。
また、働いていていく中で困難なことが出てきたとしても全部楽しむことが大事です。まず、生きているってことが素晴らしい事です。その上で、自分の好きなことを見つけて、それが仕事になればとてもありがたいことだと思います。

取材者:藤原隆寛、春日裕美、原井勇輔
取材日:2011年8月24日(水) 14:00~16:00

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「地域」のつながりは「心」のつながり
女性の視点を農業に!!

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